yamahanayamaの花日記

山に咲く花の紹介

2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

子持山の花々 2 2021.7.26

子持山の花 2 獅子岩からの山頂(奥) 子持山 ウマノミツバ(セリ科) 馬の三葉で、食用になるミツバに似ているが、食用にはならず、馬に食べさせる程度ということから。三つ葉というが、3裂して両側の裂片は更に2裂するので、5裂の形になる。 ウマノミ…

子持山の花々 1 2021.7.26

子持山の花 1 子持山は渋川市の北に位置する1296mの山で、火山であったが、活動をやめてから長い年月が経っているので、その名残である岩脈や岩塊が何箇所か見ることができる。下の写真は獅子岩と呼ばれる高さ葯100mの岩峰で火山の火道にあったマグマが固ま…

南天山の花々  2021.8.27

南天山の花 南天山は埼玉県の西部にある1483mの山である。特に特徴のある山ではなく、中津川の上流部にあり、アプローチは長いので、訪れる人も少ないと思われる。沢沿いの樹林帯を登るので、特に花が多いというわけではなかったが、分布域が限定的なタカネ…

榛名天狗山の花々  2021.10.10

榛名天狗山の花 榛名山という山があるのではなく、カルデラ湖である榛名湖を中心とした山群で、更にいくつかの側火山から成り立っている。天狗山は西峰(1179m)と東峰からなり、榛名湖の南方にあり、麓には榛名神社がある。天狗山も榛名山初期の火山活動の際…

御荷鉾山の花々3 2021.9.12

御荷鉾山の花3 前述したように登山道は樹林帯の中で、花も少ない。ここであげたものはほとんど林道で撮ったものである。一度樹林帯を切り開くと地面に届く日射量が多くなる。そこに動物や風に乗って運ばれた種子が育つと様々な花が咲く。山で林道に出会うと…

御荷鉾山の花々2 2021.9.12

御荷鉾山の花2 登山道は樹林帯の中なので、あまり花は無い。ここにあげたものはほとんど林道沿いで見られた物である。 ミヤマコンギク(キク科) 深山に生える紺菊のこと。箱根を中心に生えるのでハコネギクの名もある。 ミヤマコンギク ヤブタバコ(キク科…

御荷鉾山の花々 1  2021.9.12

御荷鉾山の花 1 御荷鉾山は群馬県の南部にあり、西と東に2つの山頂を持つ(それぞれ1280m,1184m)山である。交通が不便な所にあり、かっては麓で宿泊をして、登らなければならなかったが、今はスーパー林道が山頂近くまでできており、山頂まで1時間で行け…

高尾山の花々3‥‥ 秋  2021.9.27

高尾山の花3 高尾山にはタカオスミレのようにタカオと付く植物が何種類かあり、また高尾山で初めて発見されたものが65種もあるといわれる。それは先に述べたように、暖温帯の常緑広葉樹林と冷温帯の落葉広葉樹林の境にあり多様な植物が生育しているからであ…

高尾山の花々2‥‥秋 2021.9.27

高尾山の花2 高尾山には6つの自然研究路があり、どのコースを歩いても安全に整備されている。が、それだけではなく、今回のブログは日影沢からのコースで撮ったもの。いずれにしても急な所や危険なところはないので、子連れなどでも楽しめる。 シラヤマギク…