yamahanayamaの花日記

山に咲く花の紹介

2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

坪山・奈良倉山(奥多摩)の花々    2013.4.23 2018.5.20

坪山・奈良倉山・大マテイ山の花 坪山の名を知ったのは、2012年か13年の雑誌「山と渓谷」だったと思う。坪山のヒカゲツツジが紹介されていた。それまで、ヒカゲツツジは中央アルプスで1本だけ咲いていたのを見た記憶があるが、本ではかなり群落になっている…

北岳の花々(5)    2017.8.13~15    

北岳の花(5) 頂上手前の稜線を行く 3000mの稜線では雨、風、雪などの環境は厳しい。登山者の右側と画面の左側にハイマツが見られるが、あとは背の低い草本や木本である。冬は西風(画面右側)により東側に雪庇をつくり山を侵食していくので、東側が崖にな…

北岳の花々(4) 2017.8.13~15

北岳の花(4) 大樺沢には大雪渓がある。万年雪を残し、周囲の環境を厳しくしている。こういう条件も他には無い植物の多様性を残す一つの要素となっていると思われる。 シコタンハコベ(ナデシコ科) 色丹(しこたん)は千島列島の島の名前で、そこで採集され…

北岳の花々(3)     2017.8.13~15

北岳の花(3) 早川尾根からの北岳 山頂にかかった傘雲、天気は下り坂のしるし。左側の雪渓は大樺沢左股で、稜線のくぼんだ所が八本歯のコル。 チシマヒョウタンボク(スイカズラ科) 2つの花がくっついているので果実が瓢箪型になる。 オオヒョウタンボクの果…

北岳の花々 (2)    2017.8.13~15

北岳の花(2) 御池小屋付近から見上げたバットレス 山頂から東に張り出す岸壁ーバットレスー。手前の草すべりは高山植物が豊富だ。 ヒメイチゲ(キンポウゲ科) 姫一華で名前のように、先端に1個の2cmぐらいの花をつける。白いのは萼片で、花弁は無い。…

北岳の花々(1)     2017.8.13~15

北岳の花(1) 日本で一番高い山は誰でも知っている富士山。では、二番目はと問われて答えられる人はどれぐらいいるだろうか。山好きの人はともかく、一般の人では恐らく一割以下ではないだろうか。そんな不遇の山、北岳はとても魅力のある山である。 北岳…