yamahanayamaの花日記

山に咲く花の紹介

西上州の山の花々1   2011.5.15

稲含山の花

稲含山は上信電鉄下仁田駅の南東6kmにある1370mの山である。稲含山の名はあまり知られれていないと思うが、地元では古くから農耕の神として信仰のある山で、山頂付近には稲含神社がある。稲含というのもインドの姫君が、稲穂を密かに口に含んで、こちらに来たという伝説による。登山口の鳥居峠(標高1000m)まで、車で入れるので山頂までは2時間弱で行ける。山頂付近には岩場があるが、ほとんどは樹林帯の中の道であり、特に多くの花が見られる事は無い。ここにあげた花は主に登山口付近の開けた所と、帰りに寄った神津牧場の物見岩付近のものである。特にスミレ類はほとんど物見岩付近で撮った。

鳥居峠付近からの稲含山

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フタバアオイウマノスズクサ科)

これは花より団子、いや、葉が有名な植物である。この葉を3枚配置した紋がよく知られている葵の御紋。徳川家の紋章である。紋章は三つ葉葵というけれど、この葉を使ったデザインで、ミツバアオイという植物は無い。では、花というと地表近くに目立たないお椀を逆にしたような花。存在感がないですなあ。

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フタバアオイ

ムラサキケマン(ケシ科)

紫華鬘で、華鬘は仏殿の装飾に使われるもので、花の形がそれに似ているから。

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ムラサキケマン

ヤマエンゴサク(ケシ科)

山延胡索で、延胡索は漢名。

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ヤマエンゴサク

カキドオシ(シソ科)

垣根を通り越して増える様子からの名。

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カキドオシ

ツクバキンモンソウ(シソ科)

筑波金紋草で、筑波山で発見されたことから。よく似たニシキゴロモは、5裂した花冠の上2つが少しあるが、本種は小さくほとんど見えない。また、本種は太平洋側に分布するが、ニシキゴロモは日本海側に分布。

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ツクバキンモンソウ

アカネスミレ(スミレ科)

花の色が茜色だから。全体的に毛深いことと、距が長い。距とは花弁の一部が後方に長く伸びて、蜜を貯める所で、スミレにはみなついている。

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アカネスミレ

アケボノスミレ(スミレ科)

花色が曙の空の色だから。葉よりも先に花が咲き、その後、葉が開く。葉裏に毛が多い。

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アケボノスミレ

エイザンスミレ(スミレ科)

比叡山にあることから。葉が大きく3裂し、更に細かく切れ込む。花色は白から薄いピンク色など変化がある。

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エイザンスミレ

オトメスミレ(スミレ科)

タチツボスミレの白花を乙女スミレという。全部白ではなく、距は薄紫色。

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オトメスミレ

サクラスミレ(スミレ科)

花色が桜色で、大きい。この写真ではそうでもないが、花弁の先が少し凹んで、桜の花びらを思わせるようなものがある。花柄や葉柄に毛が多いのも特徴。

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サクラスミレ

タチツボスミレ(スミレ科) 

立坪菫で、坪は庭のこと。スミレでは一番多く目にする。 

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タチツボスミレ

ニオイタチツボスミレ(スミレ科)

良い匂いがすることからだが、鼻が悪いせいかよくわからない。花柄に微毛がある。

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ニオイタチツボスミレ

フモトスミレ(スミレ科)

麓菫で、山のふもとにあるからだが、ふもとだけでなく、1000mぐらいの高さまで見られる。逆にふもとでは見たことがない。

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フモトスミレ

マルバスミレ(スミレ科)

丸葉菫で葉が丸いから。しかし、まん丸ではなく、先が少し尖る。

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マルバスミレ

ヒトリシズカ(センリョウ科)

一人静で、1本の花茎を静御前に例えた。花弁は無く、白く見えるのは雄しべで、1個の花には3本の雄しべが付く。

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ヒトリシズカ

アズマシャクナゲツツジ科)

東石楠花で、関東地方に多いことから。石楠花は漢名から。

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アズマシャクナゲ

アセビツツジ科)

悪しき実からとか、足がしびれるからとか、諸説ある。馬が食べると苦しむから馬酔木とも言われ、葉を煎じて殺虫剤に使われた。

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アセビ

ワチガイソウ(ナデシコ科)

輪違草で、名前がわからなかったので輪違の印のある鉢に植えたことから。輪違の印とは2つの輪を少しずらして重ねた形。よく似たものにヒゲネワチガイソウがあるが、花弁も葉ももう少し細く、また、花弁が5枚以上あることもある。なんだか、マチガエソウ。

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ワチガイソウ

ツルキンバイ(バラ科

蔓金梅で、地面に這って広がる。ミツバツチグリは、花茎を立ち上げて、花を付けるので、花が集まって咲くが、本種は蔓を伸ばすので、花が広がっている。小葉の形も卵形になるが、ミツバツチグリは楕円形になる。

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ツルキンバイ

ヤドリギ(ビャクダン科)

宿り木で本来、木の上方に付くので、まじかに見ることができないが、倒木に付いていた。寄生した木から水分を吸収して生育する。枝先に小さな黄色い花を付けるが、写真では点にしかみえない。

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ヤドリギ

ホソバアマナ(ユリ科

細葉甘菜で、甘菜より葉が細いことから。甘菜は甘い味から。

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ホソバアマナ

ミヤマエンレイソウ(シュロソウ科)

深山延齢草で、薬草として使われたから。以前はユリ科だったが、ユリ科の基本数は3で、葉、萼片、白い花弁も3つになっていて、分かりやすかった。新しい分類は形より遺伝情報が主となったので、素人には分かりにくい。写真ではわからないが、雄しべは6、雌しべの柱頭も3つに分かれている。エンレイソウには花弁が無く、萼片が黒紫色をしている。

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ミヤマエンレイソウ

 

奥多摩の花々(6)     2018.4.28 2009.11.27

大岳山の花

大岳山は標高1226m、奥多摩駅の南にあり、高度的にも地理的にも登りやすい山である。手軽なコースは御岳山からの縦走で、御岳山のケーブルカーを使えば更に行きやすい。実際に、休日には多くの人でにぎわう。

山の花としては特筆すべきものは無いが、手軽に行ける山としてそれなりの花は、楽しめるとは思う。

御岳山と大岳山の間にある鍋割山山頂

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ミツバコンロンソウ(アブラナ科

 三葉崑崙草で、葉が3つの小葉からなる。写真は横からなので分かりにくいと思うが、左側の葉は3枚が分かる。初めて見たときはキンポウゲ科ヒメイチゲと思って撮影したが、ヒメイチゲの花弁に見える白い萼片は普通5枚で、花弁は無い。この写真では中央の花弁の間に、小さな萼片が見える。なお、白い花の色を中国の崑崙山脈に降った雪の色にたとえたといわれている。アブラナ科は花弁が4枚で十字架に見え、昔は十字花科と言われていた。

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イワカガミ(イワウメ科)

葉に艶があり、鏡のようだということから岩鏡。

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カンアオイウマノスズクサ科)

写真を見てもどこに花があるかと思う人は多い。花に関心がなければ、きっと通り過ごしてしまうだろう。3枚の葉の根元を見てほしい。(2009.11.27)

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 それがこれ。萼が筒状になった(萼筒)先が3裂しているが、雄しべも雌しべも見えない。蟻などが花粉を運ぶといわれ、地面に咲いている。

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ボタンズル(キンポウゲ科

これは11月に撮った写真。遠目には雪がかぶさっているように見えた。近づいて見ると、(2009.11.27)

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 一つの果実に長いひげのような毛がついていた。初めは、センニンソウと思っていたがセンニンソウの果実は卵形にちかく、ミカン色と図鑑にあったが、これは細長く、黒っぽい。なお、これを種子という人がいるが、厳密に言うと、裸子植物ではないので、種子が硬く薄い皮をまとった果実である。このような果実を痩果(そうか)という。長く伸びているのは雌しべの柱頭。そうか!と納得していただけたでしょうか。

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ツクバキンモンソウ(シソ科)

ニシキゴロモ(錦衣)によく似ているが、5つに裂けた上の2弁(上唇という)が非常に短く、雄しべ、雌しべに隠れて、見えない。ニシキゴロモも短いが2~3mmあり、見える。また、ニシキゴロモは日本海側に、ツクバキンモンソウは太平洋側に分布。

名の筑波金紋草は、筑波は発見地、金紋は不明だが錦衣は、葉の美しさから付いたといわれるので、同じような意味だと思われる。薄紫色もあるので、写真の場合、シロバナツクバキンモンソウということもある。13文字。ああ長たらしい!!

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シコクスミレ(スミレ科)

四国菫で発見地が四国だから。白いスミレを見るとすぐ思いつくのがマルバスミレ。

しかし、マルバは高尾山や標高の低いところでも見られるが、本種は太平洋側のやや高いブナ山地に見られる。また、葉も独特で、ギザギザ(鋸歯)も波状で他のスミレには無い形状である。これなら花が無い時でもわかるかも。

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シハイスミレ(スミレ科)

紫背菫で葉の裏が紫色を帯びることから。右側の葉の後ろが少し見えるが、この個体は色が薄い。しかし、葉の裏が紫色のスミレは結構ある。

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フモトスミレ(スミレ科)

麓菫で山のふもとに見られることから。しかしながらいつも見るのは、500mm~1000m

ぐらい。低い所は車などで通過してしまうからか。本種も葉に特徴があり、葉だけでもわかり、斑入りも多い。

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トウゴクミツバツツジツツジ科)

春の山で、特に目に付く色。関東に多いといわれ、東国三つ葉ツツジミツバツツジとの違いは雄しべの数で10本あるが、ミツバツツジは5本。また花がない時は葉に毛が多いがミツバツツジは毛が無い。

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ベニドウダン(ツツジ科)

紅満天星で花色の色から。満天星(ドウダンツツジ)は灯台ツツジの意味で、分枝の形が結び灯台の脚ににているから。サラサドウダンなどより一回り小さく長さ6~8mmで、縁が細かく裂ける特徴がある。別名チチブドウダン。

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ワチガイソウ(ナデシコ科)

輪違草で、昔、この草の名称が分からないとき、鉢に輪違の印をつけたのがそのまま名になってしまったという。輪違の印とは、五輪マークのうちの、2輪にした形。

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ヤマウツボ(ハマウツボ科)

登山道の横に、咲いていたがもう枯れる寸前状態。そこで、以前、奈良倉山で撮ったものを下にあげた。

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 靭(うつぼ)は弓矢を入れる武具で、その形ににているから。

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ツルキンバイ(バラ科

この仲間(キジムシロ属)は、似たようなものがあり、判断に悩む。ツルキンバイは地面に這っているので、花と花の間隔があり、込み入って咲かない。ミヤマキンバイは高山に、ミツバツチグリはもっと低地に、イワキンバイは花茎に葉が着く。

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メレンゲ(マンネングサ科)

姫蓮華で群れをなして平らに生えている葉の状態を蓮の花に例えた。とあるが、チョット結びつかないのは私だけか?

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雨飾山の花々    2005.8.4

雨飾山の花

百名山として知られ、名の響きの良い山に誘われて行ったが、花の少なさにはチョット期待はずれだった。山頂付近に小さいお花畑はあるが、笹原が多く、急峻さがあり、また多雪地帯のため、植物の生育には適した環境とは言えない。種類も少なく、ここにあげた花も特に珍しいものでもなく、どこにでもあるものである。

荒菅沢付近から見た岸壁

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カワラマツバ(アカネ科)

河原松葉で、河原などに多く生え、葉が松葉に見えるから。花が黄色いものがあり、キバナカワラマツバという。

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 エゾアジサイアジサイ科)

蝦夷紫陽花で、東北地方から日本海側に分布。ヤマアジサイより大きく、葉も厚い。水色の花弁のようなものは萼片で、雄しべも雌しべもない(あっても不完全)装飾花といわれるもの。中心にある小さな粒状のものが、花のつぼみ。あじさいは藍(あい)色の集まったものという意味が由来らしい。旧分類はユキノシタ科。

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 ミズタネツケバナアブラナ科

平地にあるタネツケバナと同じだが、茎が緑色なので、ミズタネツケバナとした。

種漬花は、イネの種もみを水に漬けて準備をする頃に咲くことによる。

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クガイソウ(オオバコ科)

九蓋草または九階草で輪生した葉が層をなしていることから。この個体は斜面にあったので横に伸びている。旧分類はゴマノハグサ科

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 イワオトギリ(オトギリソウ科)

オトギリソウの分類は難しいので生育する地域が参考になる。中部地方はイワオトギリとシナノオトギリ、北海道はハイオトギリ。弟切草とはおだやかな名ではないが、そのいわれは、昔、昔、あるところに…。

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ヤマホタルブクロ(キキョウ科)

山蛍袋で蛍を入れて遊んだことから。標高の低い所に生えるホタルブクロには5裂した萼片の間のへりが反曲する(付属体と書いた図鑑もある)。白花の方が少ない。

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コウゾリナ(キク科)

全体にゴワゴワした毛が多いので、カミソリを当てたときの感じから剃刀菜→コウゾリ菜となった。

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フキ(キク科)

いわゆる蕗の薹(とう)という状態で山菜として採集される。雌雄異株で、雄花は黄色い花粉を出すので写真は雄花の集まり。雌花は白く見え、花数も少ない。8月に見られたということは、ここは残雪が遅くまで残っていたらしい。 

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ミヤマオトコヨモギ(キク科)

 漢名の牡(おす)のヨモギから訳されたから。種子が小さくて種子をつけないと思われたから牡となった。

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 ヤマハハコ(キク科)

山母子で、咲き終わった後に冠毛が白くほおけることからハハコグサになったといわれる。中心部に黄色い小さな花が集まり、その周りに白い総苞が花びらのように取り巻いている。

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ヨツバヒヨドリ(キク科)

ヒヨドリが鳴く頃に咲くから。フジバカマにも似ているが、そちらは葉が深く3裂している。普通は葉が3~4枚輪生するが写真では6枚ぐらいついている。

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 ニリンソウキンポウゲ科

先端に2つの花が付くから二輪草だが、二輪とは限らない。上の株は3輪つけているし、1輪の時もある。また2輪同時とは限らなく、ずれることが多いが、3輪同時は初めて見た。

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ノギラン(キンコウカ科) 

芒蘭で芒(のぎ)とはイネ科の花にあるトゲのような物。花の形がノギをたくさんつけたように見えるから。ランとつくがラン科でもなく旧分類はユリ科だった。

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 タテヤマウツボグサ(シソ科)

立山靭草で、靭(うつぼ)とは弓矢を入れる筒。花の時期が終わりかけていたので花付きが寂しい。

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 オオカサモチ(セリ科)

昔、 中国から伝わったカサモチという植物園でしか見られない種類の、大きなものということ。カサモチの意味は不明。

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 ハクサンサイコ(セリ科)

白山柴胡で柴胡は漢名から。セリ科の分類は難しいが黄色の花を付けるのは少ない。

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タカトウダイ(トウダイグサ科

高燈台で背丈が高い燈台草のこと。燈台は昔の燈架で室内で使うもの。花は終わって、果実が付いている。

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タカネナデシコナデシコ科)

高嶺撫子で撫でたくなる可愛いい花ということ。

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 ウメバチソウニシキギ科)

花の形が梅鉢の紋ににているから。旧分類はユキノシタ科。

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クロズル(ニシキギ科)

黒蔓で黒いつるのことだが、そんなに黒くならない。写真でも淡緑色だが、もっと下のほうが黒褐色になっているのを見たことがある。

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オオバミゾホウズキ(ハエドクソウ科)

大葉溝ほおづきで溝に生え、咲き終わるとホオズキのようになるから。旧分類はゴマノハグサ科

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シモツケソウ(バラ科

下野(しもつけ)、現在の栃木県で発見されたシモツケ。それは木本だがこれは草本だから。沢山飛び出しているのは雄しべ。

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サンカヨウ(メギ科)

山荷葉で、荷葉は蓮の葉のこと。

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白馬岳の花々(4)    2012.8.13-16

白馬岳の花(4)

白馬岳の稜線は左右非対称である。冬季の季節風は西から東(画面左から右)に吹くため、東側に雪庇をつくる。その結果、東側は大きく崩れ崖をつくる。植物もこの厳しい季節風を避けられる東側の斜面にお花畑をつくっている。

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白馬鑓温泉

標高2100mにある温泉で、露天風呂があり、登山者には人気の場所であり、この温泉にだけ入るために登ってくる人もいる。大量に雪が降る場所なので、冬季には山小屋は解体される。

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ハクサンフウロフウロソウ科) 

白山風露で高山ではよく目にする。風露の意味は不明。

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イワオウギ(マメ科

岩黄耆で黄耆は漢名から。よく似たものに、白馬黄耆があるが、花はもっと白い。タイツリオウギは果実が鯛をぶら下げたような形だが、本種は平たいくびれのある形になる。手前の花はイブキジャコウソウ。

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 サンカヨウ(メギ科)

山荷葉で、荷葉とは漢名で蓮の葉を表し、大きな葉を蓮の葉に例えたもの。花は白く、雪解け後に咲くが、この時期にはもう果実になっている。

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アラシグサ(ユキノシタ科)

嵐のファンは喜びそうな名だが、 嵐のような厳しい環境でも生育できる例えから。

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 クロクモソウ(ユキノシタ科)

黒雲草で、花の色を黒雲に例えたもの。

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シコタンソウ(ユキノシタ科)

色丹とは千島列島にある色丹島のことで、そこで、発見されたことから。

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オオバギボウシユリ科

大葉擬宝珠で、蕾がまだ固まっているときの形が擬宝珠のようだから。擬宝珠とは、橋の欄干などにある玉ねぎ状の飾り。春の葉はウルイといわれる山菜でもある。

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オオバタケシマラン(ユリ科

大葉竹縞蘭で、葉の葉脈が竹の縞のようだから。もう、果実になっているが、それをつけている茎の途中がねじれる特徴がある。丈の低いタケシマランはねじれない。

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クルマユリユリ科

花の下に付く輪生状の葉が車のようだから。

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 タマガワホトトギスユリ科

山吹の名所として京都の玉川があるが、その黄色にあやかっての名。

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 オノエリンドウ(リンドウ科)

尾上竜胆で、尾上(おのえ)とは峰の上という意味。花冠が4裂しているのと、5裂しているものがある。竜胆は漢名から。

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 シロウマリンドウ(リンドウ科)

白馬岳の固有種。高嶺竜胆ともいう。

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トウヤクリンドウ(リンドウ科)

当薬竜胆で薬草として使われたから。

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 ミヤマアケボノソウ(リンドウ科)

標高の低いところに咲くアケボノソウは、曙の空に見られる星の模様からだが、深山曙草は曙の空とは結びつかない。

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白馬岳の花々(3)  2012.8.13-16

白馬岳の花(3)

大出原のお花畑。オレンジ色の花はクルマユリ

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ツガザクラツツジ科)

葉が栂に似ていて、花が桜のようだから。周りのピンク色の花はハクサンコザクラ

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アオノツガザクラツツジ科)

黄緑色の花を青いと表現したから。

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オオコメツツジツツジ科)

小さい花を米に例えたコメツツジがあるが、しかし、もう少し大きいのでオオを付けた。ドッチヤネン!

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ミヤマホツツジツツジ科)

深山穂躑躅で花軸が上に伸びて穂になっているから。雌しべの先(柱頭)が180度反曲する。

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イワツメクサナデシコ科)

岩爪草で葉が細く尖ったのを、鳥の爪に例えた。花弁が10枚に見えるが、5枚の花弁がそれぞれ2裂しているので10枚に見える。

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タカネツメクサ(ナデシコ科)

こちらは5枚。

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ホソバツメクサ(ナデシコ科)

細葉爪草で葉が非常に細い。

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シコタンハコベナデシコ科)

色丹繁縷で千島列島の色丹島にあるところから。これも5枚の花弁が10枚に見える。

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センジュガンピ(ナデシコ科)

千手岩菲で日光中禅寺湖畔の千手ヶ浜で発見されたから。ガンピは中国に自生するナデシコ科の花。

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ウメバチソウユキノシタ科)

梅鉢草で花の形が梅鉢の紋に似ているから。

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オオバミゾホウズキ(ゴマノハグサ科

大葉溝酸漿で水が流れるような溝に生え、咲き終わるとホオズキのようになるから。中央部にそれが見える。

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エゾシオガマ(ハマウツボ科)

花が茎に対して横向きに咲く。蝦夷とつくように中部以北、北海道に分布。

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タカネシオガマ(ハマウツボ科)

高嶺塩釜で、浜で美しいのは、塩を作る釜から、葉まで美しいとシャレた名だという。ヨツバシオガマのように花冠がくちばし状に尖らない。左側はミヤマウイキョウ

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ミヤマコゴメグサ(ゴマノハグサ科

深山小米草で、小さな花を小米に例えたもの。コゴメグサも色々あるが、北アルプス

茎に腺毛が無いこの種である。

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カライトソウ(バラ科

唐糸草で、中国から渡来した絹糸のように美しいから。花は先端部から咲き、雄しべが糸のように長く伸びている。

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ノウゴウイチゴバラ科

能郷苺で、初めて発見された場所が岐阜県の能郷という所。花弁は普通は7枚だが、写真には8枚ついている。

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ミヤマキンバイバラ科

深山金梅で、金色の梅の意味。

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 白馬岳の花4へ

 

 

白馬岳の花々(2)  2012.8.13-16

白馬岳の花(2)

白馬岳には長大な白馬大雪渓がある。夏にも冷たい環境をつくり、豊富な水分を保つ環境は植物の生態にも大いに影響を及ぼすものと考えられる。

白馬岳大雪渓から右にのびる白馬沢

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 イワギキョウ(キキョウ科)

岩桔梗で桔梗は漢名から。次のチシマギキョウとの違いは、花冠に毛が無いことと、萼片が細いこと。

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チシマギキョウ(キキョウ科)

この写真では分かりにくいが、花冠に毛が生えている。チシマは千島列島のこと。

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ソバナ(キキョウ科) 

ソバは急な山で、そのような所に生育するから。ナは菜で食べられる事を意味する。食べるソバは実が尖っていて、麦の代わりにできたので蕎麦(そばむぎ)といわれていたが、麦が略されてソバと言われるようになった。

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 ヤマホタルブクロ(キキョウ科)

山蛍袋で花の中に蛍を入れたことから。平地のホタルブクロには萼裂片の間に付属体(突起)がある。白花のほうが少ない。

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ハクサンシャジン(リンドウ科)

ツリガネニンジンの高山型で花や葉が輪生する。雌しべの柱頭が花から突き出す。沙參(しゃじん)は漢名。

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ミヤマトリカブトキンポウゲ科

舞楽の時に伶人の被る冠を鳥兜というが、それに似ているから。トリカブトはいろいろな変異があり、分類は難しいが分布域で差が出るのでそれに従い、ミヤマトリカブトとした。猛毒を持っていることでも有名。

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オオレイジンソウ(キンポウゲ科

伶人草で舞楽の時に伶人の被る冠に似ているから。トリカブトの仲間で、やはり有毒である。

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ミヤマカラマツ(キンポウゲ科

丸く咲いた花の集まりがカラマツに似ているから。赤紫色の萼片は花が咲くと落ち、花弁は無く、白い雄しべが目立つ。雌しべは埋もれて見えない。

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ミヤマキンポウゲキンポウゲ科

深山金鳳花で、金属光沢を持つ花弁が特徴である。

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コマクサ(ケシ科)

花の形が駒(馬)の顔に似ているから。他の植物が生えられないような砂礫地に生育する。外側の2枚の花弁は反り返るが、内側の2枚は突き出している。

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ヤマルリトラノオ(オオバコ科)

山瑠璃虎の尾で色と形から。一見クガイソウにも似ているが、葉の付き方がこちらは対生でクガイソウは3~8枚の輪生。旧分類はゴマノハグサ科

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ハクサンコザクラサクラソウ科)

白山小桜でやや湿った所に生育する。若葉が内巻きにたたまるのはこれと花の白いヒナザクラである。また葉の鋸歯(ぎざぎざ)が上部にのみある。

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イブキジャコウソウ(シソ科)

伊吹麝香草で良い匂いがするから。シソ科には良い匂いがするものが多い。

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ジャコウソウ(シソ科)

谷間の湿った所に生育する。茎葉をゆすると良い匂いがすることから。

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タテヤマウツボグサ(シソ科)

立山靭草で花穂が弓矢を入れるウツボに似ているから。平地にあるウツボグサは花穂が細長いが、本種は短く1個の花が大きいので横に広がって見える。

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ミソガワソウ(シソ科)

味噌川草で木曽の味噌川に多いことから。河原や谷筋のような水気の多い所に生育する。

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キヌガサソウ(シュロソウ科)

衣笠草で、奈良時代に高貴な人にさしかけた衣笠に見立てたもの。葉は8枚(時に7~11枚、この株は9枚)輪生に付く。白いのは萼片(外花被)で、花弁(内花被)は線形で細く、写真では雄しべと見分けがつかない。雌しべの先(柱頭)は多数にわかれている。旧分類はユリ科

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コバイケイソウ(シュロソウ科)

小梅蕙草で梅の様な花を付け、葉が蕙蘭(漢名)に似ているから。真ん中の花穂に雌しべの子房が見えるが、枝分かれした花穂には見られない。つまり雄花の集まりで、子房が見えるのは果実を付ける両性花(雄しべ、雌しべがある)。旧分類はユリ科

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リンネソウ(スイカズラ科)

植物分類学の基礎を作ったスウェーデンの学者リンネ。その名を記念したリンネソウは花が対をなしているので別名夫婦花。でもいつも一緒にいるのって煩わしくありませんか?

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オオハナウド(セリ科)

独活(ウド)のような茎葉に大きい白花をつけるので、花ウド。セリ科の花はどれも似たようなものばかりだが、オオハナウドは周辺部に他より大きい花を付け、またその外側の花弁は最も大きい。

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タカネイブキボウフウ(セリ科)

高嶺伊吹防風で伊吹は伊吹山から防風は漢名から。若い花は赤紫色を帯びる性質がある。

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ミヤマウイキョウ(セリ科)

深山茴香茴香は漢名から。細かく裂けた葉が特徴で、花が無くても分かる。

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白馬岳の花3へ 

 

白馬岳の花々 (1)    2012.8.13-16

 白馬岳の花(1)

シロウマと名が付く植物は多く、Wikipediaによると20種(固有種は6種)ある。

それは、古くから登られ、調査されたからだろう。しかし、それは山自体に植物を育む条件があったからこそである。一部の稜線部分を除けば、植物を寄せ付けない様な岩峰でもなく、豊富な水と広い高山草原がある。大雪渓上部や、大出原は特にお花畑が見事である。

白馬岳をハクバダケという人もいるが、それには違和感がある。

「しろうま岳」の名前の由来は春になると雪解けで岩が露出し黒い「代掻き馬」の雪形が現れることから、「代掻き馬」→「代馬」→「しろうま」となったものである。つまり本来の表記は黒い「代馬岳」であったわけである。(Wikipediaより)

しかしながら駅名や山荘名がハクバと呼ばれて一般化すると、山名もハクバダケと言われるようになってしまったが、植物の名前のシロウマ○○は元のままでいることが何よりの救いである。

白馬鑓ケ岳からの(右から)杓子岳、白馬岳、旭岳

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 エゾアジサイアジサイ科)

葉は大きく、つやがあり、北陸から東北の日本海側、北海道に分布。「あじ」は「あつ」で集まること、さいは真「さ」の藍の約されたもので、青い花がかたまって咲く様子から名付けられた。分かった様な分からん様な…。

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 ヤマアジサイアジサイ科)

葉も小さく薄く、艶が無い。

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ウワバミソウイラクサ科)

谷沿いの湿った所に生育する。ウワバミの出そうな所に生育するということから。雌雄異株で、この株は柄のある雄花をつけていることから雄株である。雌花は柄が無い。ミズともいい美味しい山菜である。

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ハクサンオミナエシオミナエシ科)

オトコエシ(男郎花)に対し、優しそうだからオミナエシ(女郎花) 。エシの意味は不明。

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ウサギギク(キク科) 

花の下に付く対生の葉が兎の耳を連想させるから。

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オクモミジハグマ(キク科)

奥紅葉羽熊で葉がもみじの形、花がヤクの尾で作った装飾具の羽熊のようであるから。西日本から見て東に生育するから奥が付いた。

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オタカラコウ(キク科)

雄宝香で雌宝香より強壮だから。1つの頭花に花弁状の花(舌状花)が8個内外あるが、雌宝香では1~3と少ない。宝香は龍脳香のことで、根から同じ匂いがすることから。

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 カンチコウゾリナ(キク科)

寒地髭剃菜で、葉や茎の剛毛が肌に触れると引っかかるのをカミソリに見立てた名。ミヤマコウゾリナにも似ているが、1本の茎に多数の花を付けることが異なる。タカネコウゾリナともいう。

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キオン(キク科)

黄苑で紫苑に対しての名。 花弁に見える舌状花が、周辺部に普通5個あるので一見5枚の花弁を持った花に見える。このように多数の花が集まって一つの花に見えるものを頭花という。

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シロウマタンポポ(キク科)

高山性のミヤマタンポポの一変種。

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クロトウヒレン(キク科)

黒唐飛簾で飛簾はヒレアザミに対する日本での漢名。黒は総苞片の色、唐は外国風という印象から。

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タカネヤハズハハコ(キク科)

高嶺矢筈母子。矢筈は弓矢の矢をつがえる尾羽の形からだが、その様な形態は見られないので適切な名ではないといわれている。白い花弁のようなものは、頭花の下の総苞片である。

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タカネヨモギ(キク科)

高嶺蕭で 葉が細かくわかれている。ヨモギの意味は不明。

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チョウジギク(キク科)

丁子菊は細い柄についた頭花の形が香料にする丁子の花の形に似ているから。花柄に白毛を密生する特徴がある。

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 ハナニガナ(キク科)

花弁のように見える舌状花が1つの頭花に10個近くあり、ニガナの5個程度より大きく華やかなところから。

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 マルバダケブキ(キク科)

丸葉岳蕗で葉の形が蕗に似ているから。全体が大きく、よく目立つ。

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ミヤマアキノキリンソウ(キク科)

深山秋の麒麟草で 秋に咲く麒麟草(ベンケイソウ科)に例えたもの。アキノキリンソウは花穂が長く伸びる。

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ミヤマアズマギク(キク科)

関東に多いので東菊というのがあるが、ミヤマアズマギクは本州中、北部、北海道に分布。平地のハルジョオンヒメジョオンと同じ仲間でちょっとガッカリ。もう、花期を過ぎてみすぼらしい姿だった。

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ヤマハハコ(キク科)

山母子で、ハハコグサは花が咲き終わるとほおけるところから。

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 白馬岳の花2へ