yamahanayamaの花日記

山に咲く花の紹介

三つ峠山の花々 2  2022.6.20

三つ峠山の岩場

山頂の南側にある屏風岩は、高さ80m,幅200mの岩場である。東京にも近いので、シーズンには多くのクライマーでにぎわう。

三つ峠山の岩場

 

ヤマツツジ(山躑躅ツツジ

山に咲くツツジということで、どこでもよく見られる。様々な変異があり、園芸種の基にもなっている。

ヤマツツジ

 

ナツトウダイ(夏燈台)トウダイグサ科

夏に生育する燈台草。燈台は、燈架で今の電気スタンドのようなもの。

ナツトウダイ

打ち出の小槌のような雌しべ。昆虫の頭みたいのは腺体といい、蜜を分泌する。

ナツトウダイ

 

クサボケ(草木瓜バラ科

丈が低く、草のようだから。近くに人がいるとき思わず声を出すと、トラブルのもとに。

クサボケ

シロバナノヘビイチゴ(白花蛇苺)バラ科

ストローベリーの仲間で、赤い実は美味しい。蛇に食わせるのはもったいない!左下には、まだ青い実が…。

シロバナノヘビイチゴ

ツルキンバイ(蔓金梅)バラ科

蔓になって広がることから

ツルキンバイ

ニガイチゴ(苦苺)バラ科

苦いというけれど、苦いのは種の周りだけ。汁だけ吸って、後はぺっ!

ニガイチゴ

マタタビ(木天蓼)マタタビ

植物学者の牧野富太郎によると、アイヌ語のマタタンブが語源だという。しかし、疲れた旅人が食べた事により「ファイト!一発!」といって、また旅を続けたという説のほうが納得できるが…。

マタタビ

ヒトツバカエデ(一ッ葉楓)ムクロジ

え!!これでカエデ?切れ込みがあって、カエルの手を思わせるからカエデなのに。カエルくんもびっくり!

ヒトツバカエデ

アツモリソウ(敦盛草)ラン科

袋状の唇弁を、平の敦盛が、戦の時に背負った母衣(ほろ)に例えた。現代の防弾チョッキと同じ役目。

アツモリソウ

キバナアツモリソウ(黄花敦盛草)

鉄柵の中に、密かに咲いていた。

キバナアツモリソウ

カモメラン(鴎蘭)ラン科

花の形をカモメに例えた。

カモメラン

カモメラン・白花

カモメラン・白花

ヒメムヨウラン(姫無葉蘭)

葉が無いので無葉蘭。小さく可愛いから姫。可愛くないとオニと付けられる。

ヒメムヨウラン