yamahanayamaの花日記

山に咲く花の紹介

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

赤城山(荒山・鍋割山)の花々1   2018.6.8

赤城山(荒山・鍋割山)の花 赤城山は黒檜山(1828m)を最高峰とした多数の溶岩ドームからなる火山体の総称で、百名山にも選ばれているが、赤城山という峰は無い。火山ではあるが、最後の活動から時間が経ったと思われ、植物相は豊かである。特に春のツツジ…

高水三山(奥多摩)の花々(2)   2011.7.6 2014.5.3, 5.26

高水三山・棒ノ折れ山の花(2) 高水三山は植林された針葉樹が多く、野草はあまり多くない。が、棒ノ折れまで足を延ばすと雑木林も多く、野草も増える。また、軍畑駅から登山口までの林道でもいろいろ見られる。 棒ノ折れ山山頂付近 植林内は見るとこ無し …

高水三山(奥多摩)の花々(1)   2011.7.6 2014.5.3, 5.26

高水三山・棒ノ折れの花(1) 高水三山は青梅線沿線にある高水山(759m)、岩茸石山(793m)、惣岳山(756m)のことである。標高も高くなく、道も険しくないので山の入門コースとして親しまれている。花に関しては特に多いわけではないが、春にはスミレなどが見ら…

槍ヶ岳の花々(3)  2015.7.31-8.3

槍ヶ岳の花(3) 南岳から夜明けの穂高連峰 キレットを超えれば穂高連峰だが、稜線上は険しい岩稜が続く。高山植物も所々の岩場の隙間に生育するが、その数も、種類も少ない。 ハクサンフウロ(フウロソウ科) 高山草原にはよく見られる白山風露だが、風露の意…

槍ヶ岳の花々(2)    2015.7.31-8.3

槍ヶ岳の花(2) 南岳付近からの槍ヶ岳 南岳から槍ヶ岳までの稜線は、ほとんど岩石地帯で、その中に丈の低い植物が生育している。下の写真ではイネ科やカヤツリグサ科のスゲ属やハイマツなどが見られる。 オオレイジンソウ(キンポウゲ科) 大伶人草で、舞楽の…

槍ヶ岳の花々(1)    2015.7.31-8.3

槍ヶ岳の花(1) 槍ヶ岳といえばあの尖ったピークを思い起こせるが、槍ヶ岳の花と言ったらどうだろうか。そう、あの尖った岩山には植物が取り付く場所がない。槍沢上部から稜線までも岩石地帯で植物にとっては不適切な領域である。なので、ここでは槍ヶ岳に…