yamahanayamaの花日記

山に咲く花の紹介

二百名山

三つ峠山の花々 2  2022.6.20

三つ峠山の岩場 山頂の南側にある屏風岩は、高さ80m,幅200mの岩場である。東京にも近いので、シーズンには多くのクライマーでにぎわう。 三つ峠山の岩場 ヤマツツジ(山躑躅)ツツジ科 山に咲くツツジということで、どこでもよく見られる。様々な変異があり…

三つ峠山の花々 1 2022.6.20

三つ峠山 峠というと山と山の間にある鞍部を超えるイメージだが、3つの峠とは何処なのか。山名の由来は、一説には3つの突起が峠になったといわれている。実際三つ峠山は開運山(1785m),御巣鷹山(1775m),木無山(1732m)の三つの山頂からできている。 三…

榛名天狗山の花々  2021.10.10

榛名天狗山の花 榛名山という山があるのではなく、カルデラ湖である榛名湖を中心とした山群で、更にいくつかの側火山から成り立っている。天狗山は西峰(1179m)と東峰からなり、榛名湖の南方にあり、麓には榛名神社がある。天狗山も榛名山初期の火山活動の際…

守門岳の花々  2014.6.8

守門岳の花 守門岳は長岡市の東方に位置し、最高峰の1537mの袴岳、大岳、青雲岳などからなる。雪が多い地域にあり残雪期の大雪庇は有名である。花は雪解けと共にいろいろ見られ、もう一月も経つとヒメサユリが見られる。 中央右が袴岳 守門岳 オオイワカガミ…

茅が岳の花々2  2006.5.5

茅ヶが岳の花2 茅ヶ岳山頂からの金ヶ岳(1764m) 金ヶ岳 ヒトリシズカ(センリョウ科) 一本だったら一人静だが、こんなに密集していたら群れ静だね。白いのは雄しべで萼片、花弁は無く、雄しべの元に雌しべ、子房がある。 ヒトリシズカ ミツバツツジ(ツツ…

茅が岳の花々1 2006.5.5

茅が岳の花1 中央本線の甲府を過ぎてから、北側の車窓にいくつものピークを持った山が見えてくる。中央に最高峰の赤岳、左に権現岳……。あれ!ちょっとスケールが小さい…。そう、八ヶ岳によく似た茅が岳で、よくニセ八ツといわれる。また、日本百名山の著者…

白砂山・野反湖周辺の花々3  2014.5.18

白砂山と周辺の花3 この時期の白砂山は稜線上の雪ははほとんど無かったが、樹林帯にはまだ残り、ルートがわかりずらいところや、雪を踏みぬいたりで、無雪期より時間がかかった。花もまだ、ねむりについていて種類も少なかった。ただ、その中でこの時期にし…

白砂山の花々2 2006.8.23-25

白砂山・野反湖の花(2) 野反湖は周囲12kmの人造湖で、その湖水は魚野川から信濃川に合流し、日本海に注いでいる。白砂山や、野反湖は太平洋側と日本海側の分水嶺になっているので、植物的にも興味がわく地域である。野反湖周辺にも高山植物も多く、山に登…

白砂山の花々1 2006.8.23-25

白砂山、野反湖周辺の花1 白砂山は群馬、長野、新潟3県の県境に位置する2140mの山である。山深い位置にあり、無雪期には西側の野反湖から入るコースしか無かった。三国峠からの縦走は残雪期にのみ可能だったが、ベテラン向きのコースである。近年三国峠から…

戸隠山の花々   2013.8.27

戸隠山の花 戸隠山は二百名山にも選ばれている1904mの急峻な山である。神話や修行の山としても知られているが、植物にとっても戸隠の名を持つ有名なものがある。それはトガクシショウマ(トガクシソウ)といい、この山で発見された。尾瀬で見たことがあるが…

榛名山の花々   2016.7.24

榛名山の花 榛名山という山名は無く、溶岩ドームや外輪山、多数の小火山などが集まった一つの山体の総称である。一番高い掃部ヶ岳(かもんがだけ)1449m,をはじめ、榛名富士、相馬山、烏帽子岳などがある。その中でよく知られているのは榛名富士とそのカルデ…

櫛形山・源氏山の花々  2015.6.13-14

櫛形山・源氏山の花 櫛形山は、特に険しい所も無く、気軽に登れる山である。しかし、どこに山頂があるかわからないぐらい、際立ったピークが無く、展望も無いので登山の対象としてはあまり魅力がない。しかし、図鑑などで撮影地、櫛形山とよく書かれていたこ…

燕岳・餓鬼岳の花々(4)     2009.8.11-14

燕岳・餓鬼岳の花(4) 燕岳からの表銀・夜明け 北アルプスの燕岳から槍ヶ岳に続く縦走路は、表銀座と呼ばれるの人気のコースである。 ハナニガナ(キク科) ニガナより花弁のような花(舌状花)が多く、華やかなことから。 ヒメクワガタ(オオバコ科) 旧…