yamahanayamaの花日記

山に咲く花の紹介

東京の山

三頭山の花々 4 2021.6.18

三頭山の花 4 サラサドウダン(ツツジ科) 更紗ドウダンで、更紗は花冠に更紗染めの模様があることから。ドウダンツツジは灯台ツツジの意味で、分枝の形が結び灯台の脚に似ていることに由来する。ほとんど咲き終わりで、ほんの少し残っていた。もう一月早い…

三頭山の花々 3  2021.6.18

三頭山の花3 中央峰山頂 山頂 ミヤマムグラ(アカネ科) 深山葎で、ムグラは雑草の総称。他の○○ムグラは葉が細長く、似たものが多くて、判断に迷うが、本種は葉が丸く間違わない。 ミヤマムグラ ガクウツギ(アジサイ科) 額空木。ガクアジサイのようで、木…

南高尾山陵の花3  2021.4.27

南高尾山陵の花3 ヤマツツジジ(ツツジ科) 山ツツジで、山でよく見られるから。変化が多く、いろいろな品種がある。品種とは形質が1,2つ変化したもの。 ヤマツツジジ キジムシロ(バラ科) 雉蓆でキジが座るむしろになぞらえた。特徴は下部に見られる葉…

南高尾山陵の花々2 2021.4.27

南高尾山陵の花 2 クサノオウ(ケシ科)瘡 草の黄という意味で、草が黄色の液を出すからとか、丹毒を直すから瘡(くさ)の王であるとか、また草の王という説もあり確かな定説はない。 クサノオウ ヤマブキソウ(ケシ科) バラ科の山吹に似ていることから。…

南高尾山陵の花々 1 2021.4.27

南高尾山陵の花1 高尾南山稜とは高尾山の南側にある、泰光寺山、入沢山、中澤山など、500mに満たない山稜である。起伏も少なくトレイルランニングにも人気のコースで、高尾山に比べれば静かな山並みと言える。花は、特に多くはないが、上り、下りに通る沢筋…

高尾山のスミレ 2  2014.4.24他

高尾山のスミレ2 スミレ スミレの前に何も付かないスミレ。いわゆるスミレ色もここから。スミレの名は墨入れからきたといわれるが、墨入れは大工が使う道具。 スミレ シハイスミレ×スミレ? スミレにしては葉も厚ぼったく裏側が茶褐色をしているので悩んだ…

高尾山のスミレ 1  2014.4.24他

高尾山のスミレ1 スミレの形は独特なので、かなり多くの人は認識しているようだが、さて、何スミレかとなると今度は多くの人がわからないままでパスしてしまう。私もそうであった。しかし、だんだん興味がわくと色、形、生育場所などの違いで、おおよそわか…

高尾山の花々3‥‥ 秋  2021.9.27

高尾山の花3 高尾山にはタカオスミレのようにタカオと付く植物が何種類かあり、また高尾山で初めて発見されたものが65種もあるといわれる。それは先に述べたように、暖温帯の常緑広葉樹林と冷温帯の落葉広葉樹林の境にあり多様な植物が生育しているからであ…

高尾山の花々2‥‥秋 2021.9.27

高尾山の花2 高尾山には6つの自然研究路があり、どのコースを歩いても安全に整備されている。が、それだけではなく、今回のブログは日影沢からのコースで撮ったもの。いずれにしても急な所や危険なところはないので、子連れなどでも楽しめる。 シラヤマギク…

高尾山の花々1‥秋  2021.9.27

高尾山の花1 高尾山は世界で一番登山者が多い山といわれる。都心から1時間で来られる近さがあり、かつ険しい所も無く、誰でも簡単に歩けるところがその要因と思われる。しかし、そんな条件だけでなく、高尾山には特別な面も持っている。それは、冷温帯系の植…