那須の花(2) 秋‥2010.9.26
秋は花というより果実が目につき、葉も色を変え色々な模様を見せてくれる。
日の出平からの茶臼岳
イタドリ(タデ科)
雌雄異株だが、翼(よく)のある果実がなっていることからこれは雌株。痛み取りからついたといわれている。
オオカメノキ(レンプクソウ科)
旧分類はスイカズラ科 丸い葉が亀を連想するから。ムシカリともいう。
オヤマボクチ(キク科)
葉の裏の白い毛を火をつける火口(ほくち)に使用した。
オヤマリンドウ(リンドウ科)
先端に花を付ける。エゾリンドウは数段に付ける。
クロマメノキ(ツツジ科)
ブルーベリーの仲間。甘酸っぱくおいしい。
サラシナショウマ(キンポウゲ科)
キンポウゲ科は毒草が多いが、これはさらして食べることができる。薬草でもある。
シラタマノキ(ツツジ科)
果実はサロメチールの香りがする
シラネニンジン(セリ科)
葉が人参のように細かく裂ける。
タカネマツムシソウ(マツムシソウ科)
マツムシソウより小ぶり。
ツルリンドウ(リンドウ科)
花も果実も見られた
マイズルソウ(ユリ科)
葉の葉脈が鶴の舞を思わせることから
メギ(メギ科)
「目木」で茎を煎じて洗眼薬に使ったことから
ヤマグルマ(ヤマグルマ科)
枝の先端につく葉が車状になることから。トリモチを作ることができるのでトリモチノキという名もある。1科1属の珍しい種。