yamahanayamaの花日記

山に咲く花の紹介

白山の花々(4)      2007.8.6~8

白山の花(4)

御前峰より大汝山を望む

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ヤマガラシ(アブラナ科

湿地に生える。ヤマガラシということもある。

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ミヤマカラマツ(キンポウゲ科

紫色のものは萼片で、まだツボミである。花が咲くと萼片はすぐ落ち、白い雄しべがまりのように広がる。花弁は無い。

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ミヤマキンバイバラ科

平地のキジムシロの仲間。花弁の先がへこむ。

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ミヤマキンポウゲキンポウゲ科

花期が終わりに近づいて果実になり始めのものがある。果実は金平糖のような形になる。

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ミヤマコウゾリナ(キク科)

茎や葉の剛毛が皮膚に引っかかるから、これをカミソリに見立て、カミソリ菜→コウゾリナとなった。

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ミヤマコゴメグサ(ゴマノハグサ科

小さい花が米粒のようだから。コゴメグサも似たようなものが多いが、茎に腺毛が無いのが本種。南アルプスには腺毛のあるコバノコゴメグサが生育。

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ミヤマシキミ(ミカン科)

シキミに似た葉を持つ。ミカン科は葉を揉んで嗅ぐと良い匂いがする。

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ミヤマシシウド(セリ科)

ウドというが食用のウドはウコギ科。ウドに似て強剛だからイノシシが食べるということから。

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ミヤマダイコンソウ(バラ科

葉が大根に似ているところから。

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ミヤマタンポポ(キク科)

タンポポ属は花の下の総苞の形から見分けられる。

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ミヤマツボスミレ(スミレ科)

ツボスミレの高山型。やや湿った所に生え、葉が丸い。

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ミヤマリンドウ(リンドウ科)

日が陰ると花弁を閉じる。花弁は5裂しているが、その間に副片があるので10裂したように見える。

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モミジカラマツ(キンポウゲ科

葉がモミジの形に似ているところから。花弁は無く、白いのは多数の雄しべ。

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ヤグルマソウユキノシタ科)

葉が矢車に似ているところから。園芸種の矢車草は正確にはヤグルマギク

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ヤマハハコ(キク科)

白いのは総苞で、中心の黄色いものが花の集まり。

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ヤマブキショウマバラ科

升麻のようだが、葉が山吹に似ているところから。ショウマにはキンポウゲ科サラシナショウマなど、ユキノシタ科のトリアシショウマなどがある。手前に見えるピンク色の花はトウウチソウ。

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ヨツバシオガマゴマノハグサ科

海水を煮詰めて塩をつくる塩釜は、浜で美しいものといわれ、「葉まで美しい」とかけた洒落からついたといわれる。

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