yamahanayamaの花日記

山に咲く花の紹介

礼文島の花々3  2014.6.27~30

礼文島の花(3)

西海岸トレッキングコース  海岸線にオオハナウドが咲く

f:id:yamahanayama:20200114005842j:plain

 
スズラン(ユリ科

花屋のスズランはドイツスズランで、花が葉より高く伸びる。鈴蘭で形が鈴のようだから。ただし、ラン科ではなくユリ科

f:id:yamahanayama:20200108223740j:plain


センダイハギ(マメ科

歌舞伎に仙台に関係ある千代萩という題目があるが、そこからの引用らしい。仙台のような北の方に生育することを示したらしい。

f:id:yamahanayama:20200108223756j:plain


タカネナデシコナデシコ科)

本州の野山に咲くナデシコより丈も低く、花数も少ない。高山植物だが、礼文では海岸に咲いていた。

f:id:yamahanayama:20200108223813j:plain

 

タニギキョウ(キキョウ科)

キキョウ科では紫色の大きな花をつけるものが多いが、これは1cm位の小さな花を咲かせる。谷桔梗で桔梗は漢名から。

f:id:yamahanayama:20200108223834j:plain


チシマギキョウ(キキョウ科)

花弁のふちや萼片に毛が多い。よく似たイワギキョウには毛が無い。

f:id:yamahanayama:20200108223856j:plain



チシマキンレイカオミナエシ科)

千島金鈴花で高さ15cmぐらい。北海道以北、千島、樺太などにも分布。別名タカネオミナエシ

f:id:yamahanayama:20200108223922j:plain


チシマゲンゲ(マメ科

ゲンゲは蓮華草の漢名からきた名。よく似たレブンソウは白い伏毛密生するので、葉が白っぽい。

f:id:yamahanayama:20200108223939j:plain



チシマフウロフウロソウ科

ハクサンフウロは紅紫色。風露の意味は不明。

f:id:yamahanayama:20200108223959j:plain



チシママンテマ(ナデシコ科)

カラフトマンテマの変種。赤いのは萼片が筒状になったもので、萼筒という。マンテマは海外から来たマンテマンの転訛だといわれている。

f:id:yamahanayama:20200108224016j:plain


ツタウルシ(ウルシ科)

本州では木に絡まって高い所にあるイメージだが、西海岸の8時間コースでは地面を這っていて、うっかり腰を下ろせない。

f:id:yamahanayama:20200108224040j:plain

 

ツボスミレ(スミレ科)

花径1cm位の小さな花。坪スミレで坪は庭のこと。

f:id:yamahanayama:20200108224154j:plain

 

ツマトリソウサクラソウ科)

名前と姿が一致し、つま(縁)が薄紅色に縁どられている。しかし、ほとんどのツマトリソウは縁どられていない白色なので珍しい。

f:id:yamahanayama:20200108224236j:plain

 

ツルアジサイアジサイ科)

旧分類はユキノシタ科。名のように紫陽花が蔓になって木に絡まっている。

f:id:yamahanayama:20200108224312j:plain

 

ツルウメモドキニシキギ科)

つる性でウメモドキに似ていることから。ニシキギ科の花はこの様な色の花を咲かすものが多く、目立たないが、果実が割れると種子が赤やオレンジ色などで目立つようになる。

f:id:yamahanayama:20200108224348j:plain

 

ネムロシオガマ(ゴマノハグサ科

シオガマ類は赤紫色系統が多いが、淡黄色(見た目はほとんど白!!)なので間違えようが無い。大雪山には黄色のキバナシオガマがある。

f:id:yamahanayama:20200108224611j:plain

 

ノビネチドリ(ラン科)

伸び根で、根の形から。千鳥は花の形が千鳥のようだから。

f:id:yamahanayama:20200108224755j:plain

 

ハイマツ(マツ科)

礼文島では海岸近くにもある。小さな卵状のものが雄花の集まり。

f:id:yamahanayama:20200108224826j:plain

 

ハクサンチドリ(ラン科)

花の形が千鳥の飛ぶ姿から

f:id:yamahanayama:20200108224940j:plain

礼文島の花々4へ



blog.hatena.ne.jp