芦別岳の花（２）
新道コースからの夫婦岩
シラネアオイ（キンポウゲ科）
白根葵で日光の白根山に多かったことから。葵はタチアオイ似ているから。芦別では白花が多かった。
タニウツギ（スイカズラ科）
本州、北海道の日本海側に分布する。ふつう、谷間に多いので谷空木。
チシマアマナ（ユリ科）
千島甘菜で、アマナに似た植物であり、千島で採集されたことによる。アマナは鱗茎（いわゆる球根）に苦みや刺激味が無く、食用になる。
シナノキンバイ（キンポウゲ科）
黄色いのは萼片で花弁はその中にあり、目立たない。
ツバメオモト（ユリ科）
燕万年青で葉が万年青（おもと）に似ているから。ツバメの由来は不明。
ツマトリソウ（サクラソウ科）
花のつま（縁）が薄く縁どられることから。しかし、その形態のものになかなか出会わない。
ノウゴウイチゴ（バラ科）
能郷は岐阜県の地名。花弁は７～８枚。ストローベリーの仲間で実はおいしい。
ノビネチドリ（ラン科）
延根千鳥で、根ののび走る千鳥草の意味。葉の渕が波打つ特徴がある。
ハクサンチドリ（ラン科）
千鳥が飛ぶ姿を思わせる。
フギレキスミレ（スミレ科）
斑切黄菫でエゾキスミレの変種。葉に不規則な切れ込みがある。
マイズルソウ（キジカクシ科）
旧分類はユリ科。葉脈の形が鶴の舞う姿を連想させる。
ミズバショウ（サトイモ科）
黄色い棒状なものが花の集まり。白いのは苞（ほう）でこの様な形を仏炎苞という。。
ミツバオウレン（キンポウゲ科）
三つ葉黄連で、黄連は漢名。白いのは萼片で、花弁は黄色いサジ状のもの。
ミヤマカラマツ（キンポウゲ科）
白いかたまりは多数の雄しべで花弁は無い。そのかたまりが落葉松（カラマツ）の葉の形に似ている。
ミヤマスミレ（スミレ科）
北半球の北極を取り囲むように分布するので周極種といわれ、日本では中国山脈、中部以北の山に分布。
ミヤマダイコンソウ（バラ科）
葉が大根の葉に似ていることから。
ミヤマハンショウズル（キンポウゲ科）
深山半鐘蔓。半鐘は小型の釣鐘。学名はクレマチス。
エゾムラサキツツジ（ツツジ科）
北海道や北東アジアの山地にの岩場に分布。開花後に葉が繁る特徴。
