yamahanayamaの花日記

山に咲く花の紹介

花の百名山 

利尻岳の花々2  2014.7.1

利尻岳の花(2) 長官山からの山頂 シコタンハコベ(ナデシコ科) シコタンは千島列島の色丹島から。ハコベの語源は諸説あるが、はびこる→はこべと転訛したという。 シュムシュノコギリソウ(キク科) シュムシュとは千島列島の占守島から。葉が鋸の歯のよう…

利尻岳の花々1  2014.7.1

利尻岳の花(1) 2014.7.1 利尻島と礼文島はそんなに離れているわけではないのに、それぞれに固有種がある。リシリヒナゲシ、ボタンキンバイ、リシリソウ等(利尻)に対しレブンハナシノブ、レブンコザクラ、レブンウスユキソウ、レブンソウ等である。また…

礼文島の花々4  2014.6.27~30

礼文島の花(4) 西海岸沿いを歩くトレッキングコース エゾスグリ(ユキノシタ科) 酸塊(すぐり)と書き、酸っぱい実の意味で、赤く熟すと食べられる。西洋のグズベリーも同じ仲間。 ハマナス(バラ科) 果実が梨に似ている?のでハマナシ。それがハマナス…

礼文島の花々3  2014.6.27~30

礼文島の花(3) 西海岸トレッキングコース 海岸線にオオハナウドが咲く スズラン(ユリ科) 花屋のスズランはドイツスズランで、花が葉より高く伸びる。鈴蘭で形が鈴のようだから。ただし、ラン科ではなくユリ科。 センダイハギ(マメ科) 歌舞伎に仙台に…

礼文島の花々2   2014.6.27~30

礼文島の花(2) オオタカネバラ(バラ科) タカネバラは尾瀬、谷川以西に分布し、小葉の数が多い(7~9枚)が本種は中部地方の北東、東北、北海道に分布し小葉は5~7枚。 オオハナウド(セリ科) セリ科の花は小さくて、見分けが難しいが、ハナウドは一番…

礼文島の花々1  2014.6.27~30

礼文島の花(1) 礼文島は一番高い礼文岳でも490mしかない。ほぼ、最北の位置に加え、麓から山頂まで日本海に面し、冬は北西からの冷たい季節風をまともに受ける環境は北アルプスに引けを取らない。海抜0mから高山植物が見られる特異な島である。 礼文岳 …