yamahanayamaの花日記

山に咲く花の紹介

赤久縄山の花々  2017.4.30

赤久縄山の花

赤久縄山は群馬県の南西部にある1523mの山である。以前は交通の便が悪く、麓に泊まらなくては行けないぐらい遠かったが、御荷鉾スーパー林道が1983年(昭和58年)に開通してからアプローチも短くなり、頂上だけなら、20分ぐらいで行けるようになった。

鞍部からの赤久縄山

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赤久縄山

山頂

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赤久縄山山頂

フタバアオイウマノスズクサ科)

双葉葵で2枚の葉があり、形が葵の形に似ていることによる。徳川家の紋章はこの葉を3枚使ったデザインで三つ葉葵という語もあるが、三つ葉葵という植物が有るわけではない。花はご覧のとうり目立つものではない。

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フタバアオイ

ヤマエンゴサク(ケシ科)

山延胡索で、延胡索は漢名。花弁の後ろが伸びているが、距といい、蜜をためている。

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ヤマエンゴサク

フモトスミレ(スミレ科)

麓スミレで、山の麓に見られることから。しかし、標高500m~ 1000mぐらいでよく見かけ、麓では見かけない。

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フモトスミレ

アカネスミレ(スミレ科)

茜スミレで、花色が夜明けの茜色であることから。 

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アカネスミレ

エイザンスミレ(スミレ科)

 叡山スミレで、叡山は比叡山のこと。花色は変異が多く、白から赤紫色などがある。葉に切込があり、花がなくとも分かる種類である。

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エイザンスミレ

ヒナスミレ(スミレ科)

雛スミレで、可愛く、愛くるしいことから雛をつけた。

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ヒナスミレ

ヒトリシズカ(センリョウ科)

一人静で、義経の愛人静御前が舞を舞っている姿に例えた。白い糸状の物は3つに分かれた雄しべで、雄しべのふもとには、緑色の雌しべが見える。 

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ヒトリシズカ

ハルトラノオタデ科

春虎の尾で、春早く、虎の尾のような花穂をを出すことから。

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ハルトラノオ

ハシリドコロ(ナス科)

 地下茎に猛毒をもち、食べると走り回って苦しむということから。トコロは野老と書き、根が老人の髭のようだから。その地下茎をロートコンといって鎮痛薬や眼薬にするが、ロート製薬の名はこれから来ている。

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ハシリドコロ

ヒゲネワチガイソウ(ナデシコ科)

髭根輪違草で、根が髭状で輪違草に似ているから。また、輪違草は、昔、名がわからない植物を輪違印の付いた鉢に植えて置いたことから。輪違とは、2つの輪を重ねた後、ずらした形のマークの形。何だか回りくどい文になりました。ワチガイソウは、もっと花弁や葉が太い。

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ヒゲネワチガイソウ

コガネネコノメソウ(ユキノシタ科)

 黄金猫の目草で、黄金は花色から、猫の目は、果実が割れた形から。花弁は無く、黄色いのは萼片で、咲き終わると緑色になる。

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コガネネコノメ

フデリンドウ(リンドウ科)

筆竜胆で、筆は形から、竜胆は漢名から。ハルリンドウは湿地に咲き、稜線上などには見られない。

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フデリンドウ

フデリンドウ(リンドウ科)

白花もあったが、ちょっと雰囲気が違う。

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フデリンドウ(白花)