yamahanayamaの花日記

山に咲く花の紹介

白馬岳の花々(3)  2012.8.13-16

白馬岳の花(3)

大出原のお花畑。オレンジ色の花はクルマユリ

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ツガザクラツツジ科)

葉が栂に似ていて、花が桜のようだから。周りのピンク色の花はハクサンコザクラ

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アオノツガザクラツツジ科)

黄緑色の花を青いと表現したから。

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オオコメツツジツツジ科)

小さい花を米に例えたコメツツジがあるが、しかし、もう少し大きいのでオオを付けた。ドッチヤネン!

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ミヤマホツツジツツジ科)

深山穂躑躅で花軸が上に伸びて穂になっているから。雌しべの先(柱頭)が180度反曲する。

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イワツメクサナデシコ科)

岩爪草で葉が細く尖ったのを、鳥の爪に例えた。花弁が10枚に見えるが、5枚の花弁がそれぞれ2裂しているので10枚に見える。

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タカネツメクサ(ナデシコ科)

こちらは5枚。

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ホソバツメクサ(ナデシコ科)

細葉爪草で葉が非常に細い。

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シコタンハコベナデシコ科)

色丹繁縷で千島列島の色丹島にあるところから。これも5枚の花弁が10枚に見える。

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センジュガンピ(ナデシコ科)

千手岩菲で日光中禅寺湖畔の千手ヶ浜で発見されたから。ガンピは中国に自生するナデシコ科の花。

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ウメバチソウニシキギ科)

梅鉢草で花の形が梅鉢の紋に似ているから。旧分類はユキノシタ科。

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オオバミゾホウズキ(ゴマノハグサ科

大葉溝酸漿で水が流れるような溝に生え、咲き終わるとホオズキのようになるから。中央部にそれが見える。

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エゾシオガマ(ハマウツボ科)

花が茎に対して横向きに咲く。蝦夷とつくように中部以北、北海道に分布。

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タカネシオガマ(ハマウツボ科)

高嶺塩釜で、浜で美しいのは、塩を作る釜から、葉まで美しいとシャレた名だという。ヨツバシオガマのように花冠がくちばし状に尖らない。左側はミヤマウイキョウ

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ミヤマコゴメグサ(ゴマノハグサ科

深山小米草で、小さな花を小米に例えたもの。コゴメグサも色々あるが、北アルプス

茎に腺毛が無いこの種である。

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カライトソウ(バラ科

唐糸草で、中国から渡来した絹糸のように美しいから。花は先端部から咲き、雄しべが糸のように長く伸びている。

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ノウゴウイチゴバラ科

能郷苺で、初めて発見された場所が岐阜県の能郷という所。花弁は普通は7枚だが、写真には8枚ついている。

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ミヤマキンバイバラ科

深山金梅で、金色の梅の意味。

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