yamahanayamaの花日記

山に咲く花の紹介

白山の花々(2)     2007.8.6~8

白山の花(2)

御前峰からの大汝峰と翠ヶ池      

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クロマメノキ(ツツジ科)

ブルーベリーの仲間で実はおいしい。

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クロユリユリ科

北海道の平地に、花が大きいものがあるので、ミヤマクロユリとしているものもある。

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クロユリの群落

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コイチヨウラン(ラン科)

小一葉蘭で葉が1枚。一番下に葉が見える。

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コウモリソウ(キク科)

葉が蝙蝠の羽を広げた形に見えるから。

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コケモモ(ツツジ科)

赤いツヤのある果実をつける。果実酒やジャムなどに利用する。

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ゴゼンタチバナ(ミズキ科)

白山で発見されたので、白山の最高峰、御前峰からの命名。花をつけた株の葉は6枚の輪生に見えるが、2枚の対生が詰まっているもの。白いのは苞で、花は中心部に集まっている。

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バイケイソウユリ科

花が梅に似た蕙草という意味。蕙草はラン科の一種。有毒植物。 

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コバイケイソウユリ科

小梅蕙草で、梅蕙草より小さい。中央に長く伸びた花穂は雌花の集まりで、横に伸びた花穂は雄花の集まり。

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シナノオトギリ(オトギリソウ科)

弟切草は物騒な名前。由来は長くなるので省略。気になる人は調べてください。

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シモツケソウ(バラ科

下野(しもつけ)に似た草本という意味。シモツケは下野の国(栃木県)で発見された木本。

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センジュガンピ(ナデシコ科)

センジュもガンピも意味不明だが、ガンピという種に似て、日光の千手ヶ浜にあったという説がある。

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ダイモンジソウ(ユキノシタ科)

5枚の花弁が大の字になっているところからだが、この株では6、7枚になっているものがある。

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タカネスイバ(タデ科

高嶺酢葉で、葉に酸味があることから。

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タテヤマウツボグサ(シソ科)

靭(うつぼ)は弓矢を入れるもの。花の形が靭に似ている。

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チングルマバラ科

稚児車から転化したもで、小さな花が車状になっているとも、また、下の写真の果実が子供が遊ぶ風車のようだからという説がある。

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チングルマ果実

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ツルアジサイアジサイ科)

旧分類はユキノシタ科。ツルデマリやゴトウズルの名もある。

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ニッコウキスゲユリ科

朝、開花し始めて日が落ちるとしぼむ一日花である。

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ネバリノギラン(ユリ科

花穂の付け根が粘り、花は大きく開かない。ラン科ではない。

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